会長挨拶

近年、食への安心・安全への関心が急激に高まっています。反面、農業従事者においては、安心・安全の基準作りは非常に難しい状況にあります。そのような中、私たちは、土壌を追求し続けてまいりました。
 その結果、今までのような硝酸体窒素量、土壌検査、残留農薬検査などの数値ではなく、健康な土づくりをする土壌微生物の活動を定期的に科学の目で監視し、それより微生物の多様性と活力が一定以上に達しているかを、新たな農業の基準とするという考え方に至りました。


「安心」とは消費者の安らぎであり、「安全」とは農業従事者の安らぎである、そう私たちは考えております。
そして、さらなる自然の恵みを有効に生かせる農業を目指したいと考えております。
今後とも、皆様の一層のご支援をいただければ幸いです。

全国地養菜協会会長
河津澄弘

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